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冷静に考えよう!離婚するメリット・デメリット | 相談サポート通信|アスクプロ株式会社

 離婚は人生にいても大きな決断です。そのため、良く考えてから決断に至る必要があります。

 今回は、離婚の際に冷静に考えるべき、離婚のメリットとデメリットについて紹介します。

・離婚するメリット

 離婚する理由はさまざまですが、離婚するメリットは多くの人に共通する部分があります。離婚するメリットとしては、主に以下の2点が挙げられます。

 

 

○自分の時間が増える

 既婚者の方の中には、「結婚によって自分の時間が減ってしまった」、「趣味や仕事が結婚によって制限された」などと、時間に余裕を持てないことに不満を感じる方もいらっしゃいます。結婚をすることで、家族と関わることに時間を費やす必要がなくなり、プライベートの時間を確保できるようになります。 

○ストレスの解消

 自分以外の人とともに生活を送るためには、相手の性格や行動を理解し、お互いを許容する必要があります。そのような生活を続けていく中でストレスを積み重ねてしまうと、心身共に大きな負担となってしまいます。

 現在の家庭環境にストレスを感じ、自分の人生を過ごしたいと感じている場合、離婚は大きな転機になりえます。

 今の環境から離れたい、パートナーとの生活に耐えられないなど、結婚生活を送る中で、精神的・肉体的に負担を感じる場合もあります。前述したメリットはそのような環境からの解放、生活の安定をはかることが主なものになっています。しかし、離婚を検討するにあたっては、さまざまな角度から今後のことを視野に入れて判断することが求められます。

 離婚をすることによるメリットは多くありますが、一方でデメリットも考えていかなくてはいけません。

 

・離婚するデメリット

  離婚するデメリットは、離婚するメリットと同様に多くの人に共通する部分があります。

  離婚するデメリットには主に以下の3点が挙げられます。

○さまざまな手続きが必要

 離婚をすると決めてもすぐに離婚できるわけではありません。離婚届の提出の他にも、住民票の移動や免許証等の名義変更、年金・健康保険の変更などさまざまな手続きを行う必要があります。また、離婚時や離婚後の約束事を書面にした離婚協議書の作成や必要に応じて行う法定手続きにも、時間や手間がかかる場合があります。

 会社に勤めている場合には、会社に届け出を出すことや、社内での呼び名や印鑑などの変更することが必要になります。

○金銭面の不安

 専業主夫や専業主婦の場合、今度は自分で生計を立てる必要があります。引っ越す場合は、新しい家の賃貸料や生活費の支払いだけではなく、新しい仕事を探す必要もあります。

 また、調停や裁判を申し立てた際には、離婚が成立するまでの調停費用もかかるため、思っている以上の出費が生じてしまう場合があります。

 

 

○子どもへの影響(子どもがいる場合)

 子供がいる場合、親権はどちらが持つのかを決める必要があります。特に、子供が幼稚園や学校に通っている場合には、転校や転入の手続きも必要となります。

 子供にとって環境が変わることは精神的に負担がかかる場合が多く、悪影響を与える可能性も考えられるため、細心の配慮をする必要があります。

 このように離婚にはメリットだけでなく、デメリットも多く存在します。離婚したい理由や自分の気持ちと、離婚によるデメリットのバランスを考えることが必要となります。

 

・まとめ

 離婚を検討している時期は、冷静に離婚のメリット・デメリットを検討できない環境にあるケースがあります。離婚を検討する際には、客観的に自分のケースを見つめ直し、離婚によるメリットとデメリットを比較することをおすすめします。

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