性別 | 女性 |
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年齢 | 20歳代 |
結婚歴 | 1~5年 |
職業 | 会社員 |
子供のあり(人数)or なし | あり(1人) |
慰謝料 | 300万円+毎月5万円の養育費 |
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Kさんは、夫が会社の同僚と浮気をしていることを知り、夫と離婚の話し合いを持ちました。夫の話によると、Kさんが子どもを妊娠した頃から3年以上も不倫関係が続いていて、かなり親密な交際をしているとのことでした。Kさんは、今後夫と暮らしていく自信がなくなり、離婚することにしました。
離婚に際して慰謝料や養育費はどのようにすればいいのかわからず、当事務所にご相談くださいました。Kさんにお話を詳しく伺うと、離婚については夫も同意しているものの、慰謝料や養育費の支払いには渋っているご様子でした。
浮気の証拠としては、夫のスマホに残されていたLINEでのやりとりや画像を保管していらっしゃいました。当事務所の弁護士は、証拠があれば相応の慰謝料を獲得できる可能性があることや、養育費についても子どもの人数や年齢、父母それぞれの収入に応じて相場があり、弁護士が交渉することで相応の養育費を獲得できる可能性があることをご説明しました。
ご依頼いただければ、その他にも財産分与や婚姻費用などお金の問題についてはできる限りKさんに有利な条件で離婚できるよう夫と交渉することをお伝えしました。正式にご依頼を受けた後、当事務所の弁護士は、早速、夫に連絡を取って交渉を開始しました。
夫は浮気を認め、慰謝料と養育費も支払う意思はあるものの、Kさんが望むような金額を支払う余裕はないと回答してきました。夫の収入からすればもっと支払えるはずであると判断した弁護士は交渉を続けましたが、夫の意思は変わらなかったため、家庭裁判所に離婚調停を申し立てました。
調停では、弁護士は夫が浮気をしていた証拠を提出し、3年以上も不倫関係を続けていたことを指摘した上、子育てをしながら幸せな家庭を築こうと努力していたKさんの気持ちを踏みにじった夫の責任は重いことを主張しました。
調停を重ねた結果、慰謝料と財産分与を含む解決金として夫が300万円を支払って離婚し、養育費としては毎月5万円を支払ってもらうことで調停が成立しました。
今回のように、浮気をした配偶者が事実を認めて離婚には同意していても、慰謝料や養育費などお金の問題について当事者間では話し合いがスムーズに進まない場合があります。
弁護士にご依頼いただければ、慰謝料や養育費の相場を踏まえた上で、できる限り依頼者の方に有利な条件で離婚できるよう相手方と全力で交渉します。離婚する際のお金の問題で困ってしまったら、まずは離婚に強い弁護士に相談することをおすすめします。