路線価はどうやって決まる?
不動産の査定 2019.08.29
相続税を計算するときに用いられる路線価ですが、どのように決められているかご存知でしょうか。
路線価は毎年変わり、その年の1月1日時点の評価額が7月に全国の国税局や税務署で公表されています。
そのため、評価が行われているのは1~6月の間ということです。
路線価を決めるのは誰?
路線価は、地価公示価格や売買の実例価額、そして不動産鑑定士などの専門家による鑑定評価価額、精通者の意見価格などをもとに決まります。
複数の専門家の意見も交えながら、税務署が公平性を保ちつつ決めるという流れです。
不動産鑑定士が参考としている情報や資料
路線価を決定づける項目に大きく関係する不動産鑑定士は、どのような情報や資料を参考にしているかというと、
- ・昨年度の路線価
- ・直近の売買事例価額
- ・近隣の都市計画情報
などです。
7月前に路線価が気になるときには、これらの資料を参考に予想しても面白いかもしれません。