固定資産税をコンビニでお得に支払いする方法!納付時の注意点も解説
この記事でわかること
- 固定資産税をコンビニでお得に支払う方法がわかる
- 固定資産税をコンビニで支払いするときの注意点がわかる
固定資産税は、不動産などの固定資産や償却資産を保有し続ける限り課税されます。
毎年課税する税金のため、簡単に、そしてお得に支払いたいと誰もが思うことでしょう。
実は近年、固定資産税の納税方法が増えており、簡単でお得に固定資産税を支払えるようになってきています。
本記事では、固定資産税をお得に支払える電子マネーについて解説します。
記事を最後まで読み進めていただければ、電子マネーで固定資産税を支払う方法がわかり、固定資産税をお得に納税できます。
目次
固定資産税をコンビニでお得に支払う方法
近年、キャッシュレス化の波を受けて、固定資産税の納税方法が増えてきました。
納税方法が増えたことにより、簡単、かつお得に固定資産税を支払う方法も増加しています。
そのお得な支払い方法の1つが電子マネーです。
本章では、電子マネーで固定資産税をコンビニで支払うときの流れを紹介します。
電子マネーで固定資産税を支払うとお得な理由は?
電子マネーで固定資産税を支払うとお得な理由は、クレジットカードで電子マネーのチャージを行うとクレジットカードのポイントが付与されるからです。
ほとんどのクレジットカードでは利用料金に応じ、ポイントが貯まるサービスを行っています。
たとえば楽天カードの場合は、電子マネーへのチャージでチャージ額の1%のポイントが付与されます。
電子マネーに5万円チャージしたのであれば、500ポイント付与されるということです。
固定資産税は金額が大きいため、チャージした金額のポイントは大きくなっていきます。
また、電子マネーはコンビニでも利用可能なため、いつでも手軽に固定資産税を支払うこともできます。
このように、電子マネーは固定資産税をお得に支払える上に、コンビニでも簡単に納税できます。
固定資産税を電子マネーを使ってコンビニで支払うには?
それでは、どのようにして電子マネーで固定資産税をコンビニから払えばよいのでしょうか。
なお、電子マネーで固定資産税を支払える自治体と、支払いできない自治体があります。
電子マネーで固定資産税を支払いたいと考えている方は、あらかじめ固定資産税を納税する自治体に電子マネーで納付できるか確認しましょう。
電子マネーでの納付は、自治体が行っているサービスのため、安心して納付できます。
固定資産税は毎年納付方法が変わってもよいため、電子マネーに興味がある方は試しに電子マネーで固定資産税を払ってみるのもよいでしょう。
①電子マネー登録
まず電子マネーを使えるようにするために、利用する電子マネーを登録しなければなりません。
電子マネーは、交通系電子マネーと流通系電子マネーに分かれます。
交通系の代表的な電子マネーは、Suica(スイカ)· ICOCA(イコカ) · PASMO(パスモ)などです。
また、流通系の代表的な電子マネーは、nanaco(ナナコ)・WAON(ワオン)・楽天Edyなどがあります。
②電子マネーにチャージする
電子マネーには先払い型(プリペイド型)や後払い型(ポストペイ型)、即時払い型(デビット型)があります。
ここでは、先払い型(プリペイド型)を前提として解説します。
電子マネーを利用する場合には、電子マネーにチャージしなければなりません。
チャージする方法は電子マネーにより異なりますが、ほとんどの電子マネーは店頭・ATMかオンライン上でチャージできます。
オンライン上でチャージする場合、専用アプリや専用サイトを経由してクレジットカードでチャージ可能です。
この場合のチャージ方法は簡単で、専用アプリや専用サイトを開き、「クレジットカードチャージ」もしくは「オートチャージ」を選択し、クレジットカード情報を入力して完了です。
③電子マネーで固定資産税を支払う
電子マネーにチャージできたら、コンビニのレジで固定資産税納税通知書を店員に渡し、電子マネーで支払います。
電子マネーはスマホ決済かICカード決済が選べます。
そのため、固定資産税支払いの際には、専用端末にスマホかICカードをかざすだけで支払いが完了します。
固定資産税をコンビニ支払いするときの注意点4つ
コンビニで固定資産税を支払うときには、注意しなければならないことがあります。
本章では、固定資産税をコンビニ支払いするときの注意点を4つ紹介します。
チャージ金額に上限がある
電子マネーのチャージ金額は5万円を上限としているものが多く、1回の固定資産税納税額が5万円を超える場合、電子マネーではコンビニ払いができません。
1回の固定資産税支払いが5万円を上回る場合は、現金で支払いましょう。
なお、コンビニで固定資産税を支払うときに提出する固定資産税納付書は、バーコード付きの納付書でしか支払えないのには、注意が必要です。
支払い期限が過ぎたら利用できない
固定資産税の支払い期限が過ぎている場合、コンビニで固定資産税を支払えません。
期限を越えている場合は、ゆうちょ銀行を除く金融機関や自治体の窓口などであれば支払い可能です。
クレジットカード払いは不可
クレジットカードでは、コンビニで固定資産税を払えません。
クレジットカードで支払うときは、自治体のクレジットカード専用納税サイトを経由して支払う必要があります。
また、クレジットカードで固定資産税を払うときには、決済手数料がかかることにも注意しなければなりません。
支払いには限度額がある
コンビニで支払いは、1回の固定資産税納付は30万円までと決まっています。
そのため、1回あたり30万円を超える固定資産税はそもそもコンビニで払うことができません。
まとめ
固定資産税の支払い方法は年々増えており、様々な支払い方法に対応できる自治体も増えてきています。
支払い方法の中には、コンビニで固定資産税を支払える方法もあります。
コンビニで支払う方法は、現金納付や電子マネー支払い、スマホ決済支払いです。
コンビニで支払える方法の中で、お得に支払えるのは電子マネー支払いです。
電子マネー支払いをするときには、まず電子マネーにチャージしなければなりません。
また、チャージ方法をクレジットカードにすることで、クレジットカードのポイントが貯まります。
ただし、コンビニで固定資産税を払うときには、注意しなければならないことがあります。
それぞれの固定資産税支払い方法の内容を理解し、適切に固定資産税を支払っていきましょう。